4月 17, 2024

作戦は成功だが失敗

 起立性調節障害をベースにした登校作戦

朝、血圧が上昇し目が覚めるまでの時間を逆算した超早起きする

息子はどうにかして学校に行きたい

だから圧倒的な余裕を持った気持ちで登校するために考えた方法だった

最初の数日はバッチリ登校できた

だが限界がきて休み

次の日も休み

今日も休み

確かに作戦はうまく行っていた

だが、根本的なところで躓いた

たぶん原因は複数ありその一つの強引な解決策に過ぎなかったからではないかと思う

自発的に起きたわけではなく親の相当な介助で成功した方法だったこと

なぜか登校のみ怖がるという根本的な原因を超早起きと友達との登校でカモフラージュしていたこと

もしかするとこのやり方を継続することも可能だったかも知れない

だが中止した


4月 12, 2024

起立性調節障害

 起立性調節障害もあるのかな?

私は医者ではないし医学知識もない

だが、不登校息子の「朝起きれなくなった」と言う言葉を聞いてこの障害を推測した

小学6年になると急激に身長が伸びた事

もともと食が細く痩せている事

朝起きれない事

朝起こしている時の不機嫌はおそらく自分では制御できていない事

起こせば起こすほどイビキをかきながら寝始める事

約束事がある時ほどこの反応が強い事

休みの日は早起きできると自分で理解している事

妻も朝が苦手で息子と同様に不機嫌になる事

やる気がない事

この障害があっているかは分からないが「起立性調節障害」をベースに息子への対処法を考えた


気持ちの整理

 私は親として反省した

まずは息子が学校へ行く以前の気持ちの整理も大事だったんだと愕然とした

圧倒的な余裕

この息子の言葉にハッとした

朝起こすと機嫌が悪いし暴言も吐く

学校へ行きたくないから怒鳴ってる

安易にそう考えた

起こす側の気持ちの持ちようでこちらの怒りや呆れが言葉や行動に現れ子に伝染し

さらに状況が悪くなる

上手く説明できないが子の発言や反応の裏にある原因を理解する事で

起こす側の私にも余裕が生まれた

圧倒的な余裕

 学校に行く行かないの話だけではない

そんな子供の悩みを聞いたのはいつ以来だろうか

息子なりに原因を追求していたようだ

5年生の後半までは眠くても自分で起きて準備ができていた事

6年生からまったく起きれなくなった事

その頃はよくお母さんに手を出すほどの喧嘩をしていた事

末っ子が小学校入学してから登校がギリギリになっている事

朝起こされるとイライラする事

時間が迫ると更に寝たふりをして時間をやり過ごしている事

間に合わないならやらない方が良いと思ってしまう事

だめだと思っていてもどうしようもないという事

圧倒的な余裕が欲しいという希望

作戦会議

 我が子の中学校入学式への出席が成功

舞い上がっていた私は翌日いきなりの登校拒否を受けかなりショックだった

うかつにも子供の前で涙が出た

だが、その登校拒否の日は子供と2人きりで長い間話をするタイミングができた

最初は言い争いのような雰囲気だったが次第に落ち着いた

はっきり言えば、新入学は脱不登校でもっともベストなタイミングだと思っていた

だから初日の登校拒否で精神的に参った

だからなおさら、なんとか明日から登校するにはどうしたらよいかと2人で作戦会議をすることにした

登校3日目

やっと金曜日

よく頑張ってるよ

子供が学校へ行けることがこんなにも嬉しいなんて考えてもいなかった

たかだか3日目だけど連続で登校できてる

すごいことだよ

どうして今まで気がつかなかったんだろう

けど私は、来週の月曜日からまた君が不登校になりはしないかとバカな心配をしてしまう

こんなにもすぐに毎日学校に行くことが当たり前の感覚に戻ってしまう私はだめだね

期待しないように見守るよ


4月 10, 2024

 妻は強い

いろいろ理由を付けて今日頑張ったから宿題もできないし明日は学校に行かないと言い出した我が子に対し

妻が

明日からも登校して努力している姿を見せてみろ

宿題はしなくても学校には必ず行けと一喝した

強い

父親の私にはとても真似できない

子供との強い信頼関係あってこその真っ向勝負

しばらく言い争い家族が寝静まるなか疲れた眠いと言っていた我が子が1人で宿題を始めた

逆に寝不足で明日は登校できない可能性が高くなったかも知れない

だが本人の意地を見た

がんばれ

10%の中身

 小学校不登校生が中学校から登校再開できる割合が僅か10%

我が子はなんとか入学式に出席

親としては当然に泣くほど嬉しく気持ちも舞い上がった

10%に入れたのではないかと

入学式に出れたら中学校生活はすんなり行くんではないかと

だが考えが甘かった

なぜ10%なのか

いや実際にはもっと少ないかも知れない

それまで何ヶ月も不登校生活をしていた我が子がいきなり授業がびっしり詰まった中学校生活を送れると考えていた事自体が甘かった

すでに体力の限界を迎え

明日は休むと言っている

どうしたら良いのか分からない

休めば授業に置いていかれクラスの雰囲気にも馴染めず

やはり不登校になるのかも知れない

期待してしまった

4月 07, 2024

中学校入学式

 いよいよ中学校入学式

ここ数日は息子はよく眠るようになった

起きてる間はそわそわしてて

常に心ここに在らずって感じだ

不安なんだろう

新しい同級生や担任や授業のこと

小学校不登校から中学校で登校再開できる割合はわずか10%らしい

まずは入学式

親として期待しないように応援するよ

子育て

 不登校小学生の親として気付いたこと

子供のことをあまり知らない

普段よく食べるもの、過ごし方、着ている服、仲の良い友だち、この子の性格

普段のことがよくわからないから学校生活のことなど私に分かるはずなかった

我が子の不登校はショックで生活がぐちゃぐちゃになった

だが、私がこの子の人生に深く関わり子育てに参加するきっかけになった事は良かったのかも知れない