4月 01, 2025

元気な不登校

 元気ではある

たまに中学校の担任から、様子はどうですか?と聞かれる

私は大体、元気にはしてますよ、と答える

世に言う元気な不登校である

家族と会話もするし外出もできるし笑ったりもする

はたから見たら不登校とはなかなかわからないだろう

だが当たり前に元気なわけではない

本人の努力と家族の粘り強いサポートがあってこその空元気だと思う

たまにバランスが崩れて大喧嘩になることだってあるし癇癪を起こすことも多々ある

当たり前の元気ではない

高校生のお兄ちゃんだって不登校の弟について悩んでいないはずはないだろうし

末っ子からみれば毎日ママと家にいるお兄ちゃんが羨ましくないはずない

妻だって以前のような生活はできないからストレスもたまるだろうし

私も不登校次男の事を心配しない日はない

家族みんながギリギリのバランスで成り立っている元気

いまの次男坊の不登校を家族みんなが認めたから成り立っている

もはや学校に行かせる事が目的ではなく

いかに元気に健康に義務教育期間をやり過ごすか

精神面の健康を守るか

その一点に努力する

不登校が不安じゃないと言えば嘘になるが

義務教育終了後から始まる新たなスタートへ向けて準備する方が大事

高校とか通信高校とか中卒から就職とか

今ではなく未来に向けての話をする

そりゃ他の子のように当たり前に学校生活ができれば良いがそうではなかった

ただそれだけのこと

そう思えるまでにすでに一年を費やした

あと二年しかない

さあどうするか

決めるのはこの子だが

しっかり学校に通っている子たちより選択肢が少なくなるのは事実

その中でまた元気でいられるような最善の選択ができたら良いかな

3月 27, 2025

未経験者

 我が子が不登校になって分かったこと

担任、校長、教育委員会、スクールカウンセラーなど

不登校について相談する相手が基本的に不登校とは無縁の人生を過ごしている

よくよく考えれば当然だ

小学校の先生になりたいくらい学校が好きだった子供

田舎の地元で公務員になるような郷土愛のある子供

スクールカウンセラーになれるくらいに勤勉な子供

ほぼみんな不登校とは無縁

地元の不登校ガイダンス?には

クラスが嫌なら別室登校

学校が嫌ならフリースクール

引きこもりなら病院

色んなアドバイスが載ってるけど

不登校児にとってはそのどれもが最終的なゴールだって事はわかってない

私的には子供が別室登校なんてのは奇跡

フリースクールなんてのはある種の完璧なゴール

病院なんてまず無理

話をしていてもなんかフワフワした会話になって的を得ていない

子供の事を心配してくれるのは感謝しかないが

不登校になった子供とその家族の気持ちを理解できることはないだろう

その悪意のない無理解がたまにとんでもない脅威になったりはする

急にできるはずのない課題の提出を求めて来たり

新入生への励ましのメッセージを要求して来たり

行事だけでも出席できないかとプレッシャーを与えて来たり

なぜか、親であるこちらが不登校について割り切って行こうと前向きに考え始めるタイミングで仕掛けてくる

その度にこちらの気持ちもリセットされて振り出しに戻る

ま、しょうがないとは思う

3月 06, 2025

完全不登校

 親も完全不登校

不登校初期は学校からのお知らせに目を通し時間割を確認して登校への可能性を探っていた

この数ヶ月は私自信が気持ちの整理がつき学校からのお知らせにも目を通す事がなくなった

登校と言う期待が全くないわけでわはないが期待はしていない

だが子供の事をあきらめた訳ではなく

この子について色々考えてた結果

固定観念から脱却し1人の人間として認める事ができたのかも知れない

つい最近

不登校次男と口論になった

息子の態度や将来を心配してくどくどと説教をした

息子も反論して不貞腐れたが私は続けた

私たちの口論があまりにうるさいため妻が割って入って火に油を注いだ

息子は怒りの矛先を妻に向け怒鳴り合いが始まった

仕方なく私が間に入る形になる

妻は日頃のストレスから学校の事についても息子に言いたい放題

息子も妻に対し日頃のストレスを怒鳴り散らす

私が仲裁に入ると息子は私が止める事を期待するかのように妻に暴力で応戦する態度になる

でまた私が仲裁する

不思議な事に1時間後には2人で世間話をしてる

不登校初期と今との違いは

ケンカの時などに「学校」と言うワードに縛られなくなったことかも知れない

「学校」と言う言葉自体の問題ではなく

学校に行って欲しいから優しくするとか

学校に行って欲しいから機嫌をとるとか

そんな事ではなくて

とにかく一人前になって欲しい

それだけ

2月 11, 2025

幼少期のやり直し

 不登校になった子が幼くなった

最近よくXのポストで見かける話

うちの子の場合、小学校6年生の不登校から中学校に入学した頃

もう使わないからと実家の倉庫にしまっていたLEGOで遊びたいと言い出した

それから暫くして中学校も不登校になった

他の兄弟との遊び方や母親への接し方も次第に幼くなり

正直、父親としては幼く見える息子を見るのはかなり精神的にショックだった

幼少期のやり直し

愛情の再確認

ネット情報では色々分析されているが

子供たち個々の理由は分からん

昨年の夏は息子が私とキャッチボールをしたいと言ってきた

ずっと昔に買ってほとんど触ってもいなかった安い親子グローブを取り出し

肝心のボールがなく近くのホームセンターまで一緒にボールを買いに行き

それから公園に行ってキャッチボール

なかなかやめようとしない息子

暗くなってきたから帰ろうと言うと

若干不貞腐れた

私の役目は

この子が不登校の間に幼少期にしてあげていなかった愛情のキャッチボールみたいなことをこの子が満足するくらいやってあげる事なのかな

自己肯定感とか自信を取り戻すための不登校という時間なんだろうか

2月 01, 2025

癇癪なのかどうなのか

だからこうしてる

つい先日、うまくいかない事があり

イライラして一人パニックになった次男

私は見るに絶えず

どうしたんだ?

上手くいかなくてもそんな態度するな

気持ちを抑えないと

と声をかけた

すると次男が

だからこうしてるんだよ

と答えた

気持ちを抑えるためにこうしてる

一見、癇癪にも見えるが

感情をコントロールするためなのか

私はハッとした

癇癪なのかも知れないが

確かに誰も傷つけてはいないし

物に当たるわけでもない

もしかすると

過度なストレスを発散する方法が

次男の場合は

コントロールされた癇癪なのかもしれない

人それぞれにストレスの発散方法は違う

次男の場合はその方法がたまたま癇癪に見えてしまうのかも知れない

いや、それを世間は癇癪と呼ぶのかも

癇癪にも色んなパターンがあるのかも知れない

また一歩前進した気がするよ



1月 23, 2025

不登校の優しい次男

 小学校6年の不登校初期

その頃はとても荒れてて

少しでも自分が責められたと感じたら

とにかく癇癪を起こす

性格のよく似た妻との関係は最悪で

お互いに手が出ることもしばしば

このころにはもう体格も妻とほぼ同じで

力では次男が勝っていたと思う

一度、次男が後ろから妻の首を絞めた

幸い私が近くにいて引き剥がす事ができた

私がその時に客観的に感じたのは

その頃の次男は家族の中で自分の支配力を試しているように見えた

だから私は常にハサミや包丁が机の上や台所の手の届く範囲にないように配慮していた

なんなら鉛筆ですら凶器になっていた

いつだったかは忘れたが妻と私と次男で言い争いになったとき

次男が、自分が大きくなって力がついたら支配してやる的な発言をした

それを聞いた私と妻はショックで

なら今すぐ家から出て行けと次男が泣いてパニックになるほどに叱った

だが、それからもしばらくはそんな態度が続き

とうとう私にも暴力を振るってきた

私は次男が不登校になってから心に誓っている事がある

暴力で解決しない

暴力は連鎖する

だから手は上げない

恥ずかしい話だが

子供たちが小さい頃は

頭を引っ叩いたり

しつけの時に足やお尻を叩いていた

いま思えば情けない限りだ

次男が私に向かって拳を上げてきた時

不思議な事に顔にはパンチをしてこない

だが次男を止める必要があった

私は癇癪で暴れ泣き喚く次男を床に押さえつけた

どれくらいの時間だったかは忘れたが

次男が力尽きて動けなくなるまで抑えた

手は上げたくなかった

暴力は連鎖するから

それだけは避けたかった

本来なら父親として暴力でねじ伏せる方が正解なのかもしれないが

私は暴力は嫌だった

そんな上下関係を築いたって

長続きはしない

前から妻にもその事は伝えていた

妻の考えでは

次男は癇癪で暴れている時

手加減していると言っていた

私も次男と取っ組み合いになった時

ある程度の理性を持って手を上げているように感じた

妻は、たまに私に対して

次男は優しくて素直な良い子なんだよって

嬉しそうに話す時がある

あんなに喧嘩も言い争いもしたのに

とても嬉しそうに伝えてくる

最近、妻が風邪をひいた

私は妻にまったく無関心だったらしく

妻が言うには

次男は、ママ大丈夫?って心配してくれてたって

不登校でも良いじゃないか

心が優しくて

精神が健康なら

未来がある

あの時

暴力で解決しなくて良かった